クラウド・テクノロジー活用部会
背景/活動目的
6年目は、特に IoT と機械学習を軸に、クラウド関連の各要素技術を活用するための技術習得に注力した。
7年目も、引き続き部会内勉強会やハンズオンの開催を継続しつつ、前期のIoTと機械学習に加え、必ず必要になるセキュリティや、外部出力装置など、さらに幅広いクラウド関連の各要素技術の活用に挑戦する。
- 測定(センシングなど): Arduino を使ったセンシング
- 収集(ネットワーク) : 無線LAN, Bluetooth, 電子署名, セキュリティ
- 蓄積(KVS, クラウドサービスの利用): RDF, SPARQL, IaaS の利用
- 分析(統計処理、オープンデータの利用、アルゴリズム): R, 遺伝的アルゴリズム, ディープラーニング
- 出力(ビジュアライゼーション、外部装置): R, D3.js, ロボットアーム
これら広範囲の各要素技術に対し、部会参加者が「知っている」ではなく「使ったことがある」「人に教えることができる」と言えるレベルを目指す。また、それらを使ったプロトシステムを開発し、検証を行う。
セキュリティに関しては、他団体と連携して、実際に動作するプロトタイプを作ってみて評価する。
外部出力装置に関しては、クラウド部会ではこれまで、入力としてのセンサー、頭脳としての機械学習をやってきており、出力に関しては可視化を行ってきた。さらに、フィジカル領域へ働きかける出力装置としてのアームやモーターを使うことで、より多彩なデータの収集が可能になる。また、「入力・頭脳・出力」と、いわゆるロボットを構成する要素すべてを学べたことになる。
より重要なデータ、より意味のあるデータを大量に収集するためにも、「セキュリティ」と「入力・頭脳・出力」を今期は重点的に取り組む。
活動計画
- クラウド関連の情報収集
- 部会内勉強会&ハンズオンの開催(2ヶ月に1回ペース)
- 書籍の輪読(2ヶ月に1回ペース)
- プロトシステムの作成
活動成果
- 勉強会&ハンズオン資料
- オープンラボへの展開
- プロトシステムのAITC内公開
活動方法
- 月例ミーティングの開催
- SNS上での情報交換
体制 (敬称略)
- リーダー
- 荒本 道隆(アドソル日進株式会社)
- サブリーダー
- 上村 準也(キャノンソフトウェア株式会社)
- 菅井 康之(株式会社イーグル)