クラウド・テクノロジー活用部会
背景/活動目的
3年目は、配信が開始された気象庁の防災情報XMLを使ったデモシステムや、ProjectLAのバックエンド処理を行うサービスの開発を行いつつ、大量に蓄積したデータを有効活用するための「データ分析力」を身に付けるために、月例部会内でミニ勉強会を開催した。
この4年目は、部会名称を「研究部会」から「活用部会」に変更し、勉強会から研究部会時代に得た個々の技術を組み合わせて活用して、以下の活動に注力する。
- データをクラウド上に収集
- 入力データ(ProjectLAなど)
- センシングデータ
- オープンデータ
- 収集したデータを結合し、分析する
- 分析結果を見える化する
これらを使ったデモシステムの構築を行う。
また、ProjectLAのために作成したサービスについても、一般公開に向けてのブラッシュアップ(特に性能改善)を含め、機能拡張を行う。
活動計画
- 情報収集
クラウド関連の実装や技術に関する情報を収集する
オープンデータの仕様や入手方法に関する情報を収集する - プロトシステムの作成
センシングデータやオープンデータを使ったシステムを試作する- 収集、ジョイン、分析、統計処理、機械学習、見える化
- OpenID,Oauth2
- HSM(Hardware Security Module)
- ProjectLAのサービス運用
ProjectLAで使用するバックエンドのサービスを改善・拡張する
クラウドのインフラを使って、実際にサービスを運用する - ProjectLAのデータ・収集したデータ・オープンデータの分析
実運用で蓄積されたデータを分析する
既存のIDプロバイダ - ハンズオン形式での勉強会の開催
サービスの作成や検証で得た知見・ノウハウを展開する
活動成果
- 調査報告書
- プロトシステムの作成
- AITC内公開
- ProjectLAのバックエンドサービスの構築
- 設計書
- ソースコード
- 環境構築手順書
活動方法
- 月例ミーティングの開催
- SNS上での情報交換
- ハンズオン形式での勉強会の開催
活動ロードマップ
- 2013年9月〜12月
ProjectLAのサービスのブラッシュアップ - 2013年12月
ProjectLAの一般公開(予定) - 2013年9月〜2月
センサーデータ、オープンデータの蓄積サービス作成 - 2014年3月〜8月
蓄積したデータの結合・分析・見える化を行う - 2014年1月〜9月
ProjectLAで蓄積されたデータの分析
報告書の作成
体制 (敬称略)
- リーダー
- 荒本 道隆(アドソル日進)
- サブリーダー
- 上村 準也(キャノンソフトウェア)
- 菅井 康之(イーグル)