ビジネスAR研究部会

背景

この1年間で、スマートデバイスの一層の普及、ウェアラブル端末やセンサーネットワーク、生活支援ロボットへの期待の高まりが生じている。 このような潮流をテクノロジーの観点で俯瞰すると、人間の感覚(視覚だけでなく聴覚や触覚など)の拡張やITと人間が一体となった(総連携)技術(=我々が考えるAR)の萌芽とみなすことができる。
他方、社会やビジネスの観点では、経済のグローバル化のさらなる進展と同時に、それとは異なる圏域(ローカル経済圏、脱貨幣、プロボノ等)が勃興しつつあり、世の中に広く影響を与える汎用テクノロジー(GPT)の開発や活用のあり方も新しい局面を迎えようとしている。

活動目的

最先端のAR技術の把握と習得、及び今後の社会やビジネスの変化を踏まえたARの活用(ビジネスAR)について研究することを活動目的とする。 さらに活動成果を発信していく。

活動内容

前述の活動目的を達成するため、下記の活動を行う。

  1. ビジネスARを創出、普及・展開するための考察・議論・グループ活動
  2. AR技術への理解を深めるためのプロトタイプ開発・試行実験
  3. 上記活動を成果物としてまとめ、外部発信の活性化

活動計画

前述の活動目的を達成するため、今までの部会活動を鑑みて2014年度は下記の活動を行う。

  1. AR産業論に関する議論と取りまとめ
  2. ロボティクスインターフェースによる聴覚ARを用いた遠隔会議の実施と検証
  3. 空間OS開発、簡易フォースフィードバックグローブ開発とそのための新技術の習得など
  4. 2014-2015 ここ1年のAR関連情報のアップデート
  5. 成果発表会、外部イベントにおける講演、パブリックコメントやコンテスト等への投稿など

活動成果

  1. 新しいAR産業論
  2. 技術トライアル成果物の公開
  3. 講演等各種外部発信資料、月例会議事録及び参考資料

活動方法

  1. 月例会の開催
  2. SNS等を利用した意見交換や技術情報の交換、トライアル開発
  3. 顧問、外部団体・有識者との意見交換

体制 (敬称略)

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