第2期(2011年度)の活動計画
重点施策
初年度における会員数の推移や活動の状況を踏まえ、2年目となる今年度は各分野における活動のより一層の活性化・深化を図るとともに、新しい試みにチャレンジし、本会活動の意義や価値を高め、外部に対しても本会活動をアピールし、会自体の活性化を図っていく。
- 部会活動の活性化
- 部会毎に設立の時期や経緯は異なるが、いずれの部会も本格活動に向け体制や準備が整い、2年目の進展が期待できる状態にある。 単一の分野に特化して調査、研究、実証検証等を実施する部会活動は、本会活動の基盤であり、それぞれの活動のより一層の活性化・深化を図ることで本会全体が活性化することが期待できる。
- 協働プロジェクトの実施
- 初年度から、各分野における活動、人的な繋がりや知見の交流は確実に行われているが、2011年度からは、「協働プロジェクト」として分野間の活動連携を図ることで、特定の技術のみならずシステム構築に必要な総合的な視点から先端ITを捉え、実践的な経験を積むことを目指す。 参加者はスキル・ノウハウを得るだけでなく、幅広い人的&知見の交流も期待できる。
- "Touch & Try"イベントの開催
- 例えばAR等、身近に機器機材が揃わず、簡単に試用してみることが難しい先端IT分野(ただし、本会の活動対象である先端IT)に関し、関連企業・関係者の協力を得て"Touch & Try"式のイベントを開催する。 主対象者は本会会員であるが、イベント自体は一般にも公開とし、本会活動を外部に広く発信する機会とし、会員増強に繋げる。
- 旬の技術情報の提供
- 活動対象分野以外の先端IT分野については、会員の関心が高いものや注目すべき先端ITをテーマとしてセミナーや勉強会を開催し、旬の技術情報や学習の場の提供に努め、併せて初年度も好評いただいたその道の先達者との交流が図れるような場作りに注力する。 そのステップの中で、本格活動への展開が見通せるものについては部会設立を目指す。
- 会員の増強
- 昨年9月に21社で発足し、この一年で48会員(学術会員、個人会員、特別会員を含む)に成長したとは言え、会員数が少ないためもあって活動のスピードやダイナミックな展開にまでは至っていない。 今年度は、ソーシャル・コミュニケーションの活用に加え、活動の活性化や魅力あるイベントの開催により本会の存在や活動を積極的に外部に発信し、知名度と認知度を上げ、会員増強と活動のパワーアップを図る。 特に、法人会員については会員目標数を50に設定し、勧誘活動に注力する。
活動対象分野
本会では、これからのビジネスや社会基盤を支えるであろう先端ITを取り上げ、新しいIT活用を拓くことを目指し活動している。 会の名称と取り上げる対象分野が広いことから総花的だと言われることもあるが、ユーザー・インターフェースからデータ/情報、アプリケーション、そしてシステム基盤関連まで幅広い分野における先端ITをカバーしているからこそ、活動への関与の仕方次第で幅広いスキルやノウハウ、また情報や知見を得る機会があり、多様な人との交流も可能になることが期待できる。
このような視点に立ち、2年目も対象分野別の活動を中核に据えつつ、
- 先端ITの動向に注視し、また、会員の要望を反映させながらスピーディーに、タイムリーに活動対象を更新していく。
- 部会活動を有機的に連携させることで、総合的な視点をもった活動を展開していく。
【活動対象分野】
- クラウド・テクノロジー (Hadoop/NoSQL 等)
- コンテキスト・コンピューティング (セマンティックWeb/サービス・エンジニアリング 等)
- ビジネスAR (拡張現実(AR))
- ユーザーエクスペリエンス (HTML5 等)
- ネットデバイス アプリケーション (iPhone/Android 等)
【活動対象分野の位置付け】
【新規分野への取り組みについて】
活動対象分野以外の先端ITに関しては、次の方法をもって会員からの要望を常時収集し、活動の立ち上げあるいはセミナー主催し旬の情報提供に努める。
- 会員SNSに「わいがや会議室」を作成し、本会会員なら誰でも、いつでも要望、意見等何でも書き込み可能とし、新しい活動テーマ発掘の場、併せて、会員間の自由な交流の場とする。
- 運営委員会が、適宜、セミナーを企画、開催する。
例えば、2010年度会員アンケートで寄せられたCPS(Cyber Physical Systems)、Stream Computeing、 Bluetooth 4.0等 - 会員が提案し所定の手続きを経て活動を立ち上げる。
会員規約第40条(勉強会)
3 勉強会は、会員が提案し、理事会への報告をもって活動を開始する。
会員規約 第41条(部会)
3 部会は、会員が部会新設を提案し、理事会の議決を得て、設ける。
体制
年間主要活動計画
- (年次) 2011年10月21日
- 理事会、第二回総会、招待講演、懇親会
- (月次)
- 運営委員会、部会リーダー会議
- 勉強会
- 部会
- (日次)
- Webサイト更新作業
- (随時)
- セミナー
- 活動/成果発表会
- 他団体との交流会、情報交換会
- 取材協力
- 外部主催の催事に対する協力
- (年間計画案)
-
- 2011年10月
- 2010年度活動成果発表会
- 第二回総会
- 11月
- 活動紹介セミナー
- 12月
- セミナー&情報交換会
- 2012年1月
- 他団体との交流会
- 2月
- セミナー&情報交換会
- 3月
- 4月
- 中間活動報告会
- 5月
- セミナー&情報交換会
- Touch & Tryイベント
- 6月
- 他団体との交流会
- 7月
- セミナー&情報交換会
- 8月
- 2011年度活動成果発表会
- 9月
- 第三回総会、招待講演/セミナー、懇親会
- CPS(Cyber Physical Systems)
- Stream Computing
- Bluetooth4.0
- SNSのビジネス利用と今後の動向
- HTML5(Audio、Video API)
- スマートフォン最新状況