先端IT活用推進コンソーシアム 設立趣旨書
「先端IT活用推進コンソーシアム」は、「XMLコンソーシアム」(2001年6月18日〜2010年3月31日)ならびに「XMLコンソーシアム コミュニティ」(2010年3月26日〜2010年9月30日)の後継団体として、本日、設立されました。
本会は、「XMLコンソーシアム」の基本理念と活動方針を継承し、活動の対象をXMLから先端IT分野に拡大し、活動を開始いたします。
昨今、IT(情報処理技術)はその変化が早まっただけではなく、従来の発展の方向性とは大きく変わりつつあります。 クラウド、iPad/Kindle/Android/iPhone等...急拡大する新しいインフラ、そして急速に進むTwitter利活用等、これまでのハードウェアやネットワークの性能の増大による進化とは明らかに異質な進化が起きています。 しかもそのスピードは早く、発展の方向も拡大し、拡散しています。 個々の技術者が、個人の努力で身につけるのは容易ではありません。 加えて、利益を追求する企業活動の中で、先端的な新技術を追求することは必要と認識されていても、現実には難しい局面に遭遇しています。 しかし、新技術を取り入れず旧態依然のままでは将来の発展は見込めません。 このような現状を打破すべく、本会では、企業の発展に寄与する技術者の自律的な活動を支援し、個々の技術者が新しい技術を身につけ、今後の企業活動に活かすための活動を計画しております。
- 日頃より関心はあるが実際には学ぶ機会のない先端ITに関する情報をいち早く、そして幅広く技術者に提供し、試用してみる場を提供すること
- 技術者が切磋琢磨しあって先端ITに関する情報と知見を習得し、共有する場を提供すること
- 先端ITを検証し、可能性をアセスし、良いものであればその利活用を推進すること
- いち早く次の先端ITを発掘し、紹介していく場を提供すること
- 先端ITに関する企業間交流の場を提供すること
閉塞感に満ち、元気をなくしている日本のIT業界や産業界を元気にしたい、そんな思いを込めて、本会は、明日のビジネスと社会基盤を支える先端ITの利活用を推進する技術集団を目指します。