第6期(2015年度)の活動計画

第4期~第6期の活動構想

先端ITに何度でもトライ出来る「場」を提供し、先端ITに対するより深い知見の獲得・発信することをコンセプトとし、AITCの活動を発展・活性化する事を目指す。

先端ITの研究から、活用推進へと発展
従来からの先端ITに対する研究を継続し、研究成果を踏まえて実社会での具体的な先端ITの活用方法の提案、および活用推進の活動を実施する。
研究対象とした先端ITの中核を担うノウハウを社会に還元
先端ITを活用するための普遍的な知見(理論、技術)を整理し、社会へ発信し還元する。また企業が提供する固有のサービスのベースとしてAITCが発信するノウハウの活用を推進する。
社会に認められる先端ITのプロフェッショナル集団へ
先端IT分野に対する研究成果を纏め、社会へ発信する。有用な情報を発信していくことにより、先端ITに対する知見を有するメンバーが集まる場としての地位を確立する。

第6期の重点施策

以下に示す重点施策の遂行により、AITCの活動をより一層活性化し、活動構想の実現を目指す。 また、下記以外にも有効な施策があれば、適宜実施するものとする。

2021年を見据えた、更なる5年間の準備
第4期〜第6期活動の最後となるこの一年では、次の5年間を見据えた活動を行う。次の5年間では、2020年に向けてドラスティックに発展していくであろう技術に取り組むと共に、更にその先、東京オリンピックを終え、その振り返りを行い、次のステージを見据えた明るい2021年をゴールに掲げている。IoT/AIだけにとどまらず、これから2020年に向けて新しい技術が生まれ、実用化されるだろう。その中で何が使えるのか、何が残るのか、東京オリンピック後を見据えた新しい技術領域を検証する。第6期の一年間では、次の5年間で進化するであろう技術を見極めながら、次のステージへの活動の助走とする。
したがって、現在の部会が対象としている技術領域に限定せず、AITCでまだ取り組んでいない新しい技術領域にもチャレンジする。企画者と知見を持つ人の連携を密に行い、外部講師によるセミナーや勉強会の開催を推進する。協働プロジェクトに適用し、検証するなど、試験的な取り組みを行い、得られたスキルと知見を会員内外に発信する。
部会活動の連携を更に強化
AITCの活動の中核は部会活動である。それぞれの部会が連携し、技術と人材が交流することにより、ひとつの部会だけではできない、より大きな成果を発揮できる場を提供する。その結果として部会活動そのものの更なる活性化を目指す。
協働プロジェクト「空気を読む家」
第5期に最終報告書を公開したProjectLAに続く新しい協働プロジェクトである「空気を読む家」が発足した。各部会の技術領域を横断するこのプロジェクトをテーマとし、部会間で連携した活動を促進し、技術と人材の交流の機会とする。
合同部会
協働プロジェクトをテーマとして、合同部会を定期的に開催する。部会メンバーが相互に交流できる場を提供し、部会連携の土台として活用する。
先端IT人材の活性化・多様化とネットワークの強化
AITCオープンラボを軸に、若手技術者の育成を行う
先端ITの活用推進を担う若手技術者に、AITCの持つ知見や人脈を活用できる場を提供する。AITCオープンラボへの参加を通じて、新しい技術に対する知見の獲得、技術者の保有するスキル・ノウハウの発表、意見交換等による研鑽の場の提供を行うことにより、若手技術者の成長に寄与することを目指す。
シニアプログラムを軸に、シニア技術者と若手技術者が交流する場を提供
長年の経験と技術を持つシニア世代の技術者に活躍の場を提供し、AITCを通じてシニア世代の力が社会のために活用されることを目指す。また、AITCの活動に幅広い視点からの意見を得ること、若手技術者への知見の伝承を図る。この場を、シニア技術者と若手技術者の交流の場として活用する。シニア技術者の培ってきた知見・経験を若手の技術者に伝承することを目的とする。
IT女子プログラムを軸に、「人・技術・知見との出会い」でIT女子の活躍を支援する
より多くの女性にAITCの活動に参加してもらうことで、女性の持つ活力を生かし、活動の活性化を図る。また、女性参加者がAITC活動の企画、運営に深く関与することで、一層の広がりと多様な視点を得ることを目指す。オープンな場での活動を通じてAITCを知ってもらい、AITCの活動における女性の活躍と参加を促進する。
情報公開、活動のオープン化の更なる強化
部会活動や協働プロジェクトなどで培った研究成果を纏め、発信・活用推進を目指す。広く世に公開することにより、先端ITの活用推進に寄与すると同時に、社会的認知度の向上を目指す。また有用な情報を発信していくことにより、先端ITに対する知見を有するメンバーが集まる場としての地位を確立する。
「AITCオープンラボ」で活動成果を伝播
定期的に「AITCオープンラボ」を開催する。部会に蓄積されたスキル・ノウハウを発信することで講師のスキルアップ・AITCのプレゼンス向上・技術者のすそ野拡大を目指し、先端ITの活用推進の足掛かりとなる場として定着させる。
情報公開、活動のオープン化
AITCが発信する情報のオープン化を踏まえ、セミナー等の資料を速やかに一般公開する。これにより鮮度良く、リアルタイム性の高い情報を外部に発信することで先端ITの活用推進に寄与する。資料の公開に、外部サービスを活用することで、より多くの利用者からフィードバックを受けられるようにする。
また、活動の告知にオープンな外部サービスを活用することにより、認知度の向上と参加者の増加を図る。
活動メンバーの増強
新しい技術領域への取り組みで新規の会員を増やし、活動の一層の活性化のため、メンバーの増強を図る。

活動の種類と関係性

AITC活動の種類と関係性を以下に示す。

  1. セミナー・勉強会
    最新情報を入手する場
    内外著名人による講演、交流の場
    特定の先端ITに関して、参考文書を読み、試しに使ってみる場
    • 部会のシーズとなる先端IT
    • 旬の話題、関心の高いトピック
    • 製品・サービスの紹介

    セミナーでは、部会や勉強会のシーズとなる先端ITを取り上げ、内外著名人による講演を通じて、最新情報を入手する場を提供する。
    また勉強会では、早いスピードで次から次へと新技術が誕生する分野であることを意識し、特定の先端ITを短期集中(3ヶ月程度)で学習し、部会活動への準備を行う。先端ITの動向を見ながら、そして会員の希望に副わせながら、旬のテーマを取り上げていく。

  2. 部会
    スキルを身につけ、ノウハウを共有する場
    • 特定の先端ITを取り上げ調査し、試用に基づき評価し、可能性のアセスをし、知見の共有をし、報告書の作成を目指す。

    部会では、特定の先端ITを対象に、参加メンバーが活動期間と目標、そして具体的な活動内容や方法を定める。
    定期的な活動を通して、また、すでに知見を有するメンバーとの交流を通して、参加者は特定の先端ITに関し知識とスキルを深め、ノウハウを共有することが可能となり、加えて、人的ネットワークを培うことができる。会員は希望する部会に、いつでも、いくつでも、参加することができる。

  3. 協働プロジェクト
    部会間/外部団体との連携で研究を行う場
    • 先端ITを使った実証実験、報告書/提言書の作成
    • 実証実験ではシナリオ作成、シナリオ設計、実装を行う

    協働プロジェクトは、特定の目標(特定テーマによる実証実験、報告書/提言書等の作成)のために、一定期間、複数部会が合同で、あるいは、外部組織・団体と連携し活動する。
    実証実験の目的は、部会活動で得た仮説を検証することであり、外部との連携により、ユーザー視点での取り組み、データの提供、現場の助言等を受けられる利点がある。先端ITの活用例を提示することで、活用推進の一翼を担い、成果物をもって協働プロジェクトで得た知見を社会に還元することを目指す。会員はプロジェクトに参加することができる。

  4. 発表会・シンポジウム
    実活動に基づく情報と知見を共有する場
    • 部会の活動や成果、プロジェクトの成果を発表する

    部会や協働プロジェクトでの活動内容、成果を基に、会員内や外部に対して発表を行う。
    AITC単独で開催する場や、他の団体と共催する場、または他の団体が主催する場での発表を通して、知見を社 会に還元し、先端IT活用推進の実現を目指す。

  5. AITCオープンラボ
    部会で得た知見を伝播する場・参加者の反応や要望を部会へフィードバックする場
    • 部会に参加出来ない会員への参加機会の提供
    • 広くAITCの活動を告知し、会員内外での認知度向上に寄与
    • 活用推進への足掛かりとして裾野を広げ、知見を社会に還元

    AITCオープンラボでは、部会の活動内容・成果を基に、勉強会や他団体との交流イベントを開催する。
    部会に参加されていない会員も部会の活動内容を知ることができ、部会活動で培った知見、ノウハウを得ることが可能になる。部会側は参加者の反応や要望のフィードバックを受けることで、活動の進化・深化に役立てることができる。 イベントは多様な形態を構想しており、「セミナー」「ハンズオン」「わいがや・オフライン」「会社見学」「他団体との交流」など、取り扱うテーマに合わせた形態でのイベント開催を目指す。

  6. シニアプログラム
    シニア技術者と若手技術者が交流する場
    • 長年の経験と技術を持つシニア世代の技術者に活躍の場を提供する
    • シニア技術者の培ってきた知見・経験を若手の技術者に伝承する

  7. IT女子プログラム
    「人・技術・知見との出会い」でIT女子の活躍を支援する場
    • より多くの女性にAITCの活動に参加してもらうことで、女性の持つ活力を生かし、活動の活性化を図る
    • オープンな場での活動を通じてAITCを知ってもらい、AITCの活動における女性の活躍と参加を促進する

活動の期待効果

先端ITの活用推進、知見・ノウハウの社会還元を実現するための要素に対して、活動を通して下記のような直接的、間接的な効果があがると想定する。

活動対象分野

本会では、これからのビジネスや社会基盤を支えるであろう先端ITを取り上げ、新しいIT活用を拓くことを目指し活動 している。ユーザー・インターフェースからデータ/情報、アプリケーション、そしてシステム基盤関連まで幅広い分野に おける先端ITをカバーしているからこそ、活動への関与の仕方次第で幅広いスキルやノウハウ、情報や知見を得る 機会があり、多様な人との交流も可能になることが期待できる。

この視点に立ち、本年度は以下の対象分野別の活動を中核に据える。

【部会の取り組み対象】

  1. クラウド・テクノロジー
  2. コンテキスト・コンピューティング
  3. ビジネスAR
  4. ユーザーエクスペリエンス(UX)技術
  5. ナチュラルユーザーインターフェース(NUI) <注:ネットデバイスアプリケーション(NDA)からの移行>

【部会横断の取り組み対象】

  1. IoT・M2M・CPS
  2. Deep Learning・人工知能
  3. セキュリティ
  4. 分野別の活動計画詳細については、本議案書の付属資料に記載

【活動対象分野の位置付け】

【新規分野への取り組みについて】

活動対象分野以外の先端ITに関しては、次の方法をもって会員からの要望を収集し、活動の立ち上げや旬の情報提供に努める。

  1. 本会会員なら誰でも、いつでも要望、意見等何でも書き込み可能な会員SNS「わいがや会議室」を新しい活動テーマや旬の情報の発掘にも活用する。
  2. 運営委員会が、適宜、セミナーを企画、開催する。
  3. 会員が提案し所定の手続きを経て活動を立ち上げる。
    会員規約 第40条(勉強会)
    3 勉強会は、会員が提案し、理事会への報告をもって活動を開始する。
    会員規約 第41条(部会)
    3 部会は、会員が部会新設を提案し、理事会の議決を得て、設ける。

体制図

年間主要活動計画

(年次)
2015年10月23日  理事会、第六回総会、総会記念講演、懇親会
2016年10月(予定) 理事会、第七回総会、総会記念講演、懇親会
(月次)
運営委員会、部会リーダー会
協働プロジェクト立案・推進会議
部会(月例F2F会議)
AITCオープンラボ
シニア技術者プログラム
女子プログラム
(随時)
合同部会
SNSコミュニティによる部会や協働プロジェクト活動
活動成果発表会
セミナー
Webサイト更新作業
AITC内あるいは他団体との交流会、情報交換会
取材協力
外部主催の催事に対する出展、協賛等

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