ナチュラルユーザーインターフェース(NUI)活用部会
背景
高度化・多機能化が進むことによって操作が複雑化したIT機器を誰でも簡単に取り扱えるものにするための取り組みとして、人間の五感や、人間が自然に行う動作によって機械を操作する、いわゆるナチュラルユーザーインターフェース(NUI)の利用が広がっている。
既に、我々の日常生活の中に深く浸透しているスマートフォン、タブレット端末、スレート端末などのネットデバイスでは、タッチ操作や音声認識・応答といった、より人間的でより直感的なインターフェースがごく普通の存在として欠かせないものなっており、また、エンターテイメント分野はもちろんのこと、医療や製造の現場においてもモーションセンサーを介したIT機器の操作への取り組みが進みつつある。 さらに、新しいデバイスが出現することによって、これまでとは異なる利用シーンやアプリケーションへの可能性が続々と生まれてきている。
活動目的
NUIの特性を最大限に引き出し、より身近に使えるものとすべく、調査・検討・プロトタイプ開発を行う。 その活動を通じ、直感的で誰もが使いやすいインターフェースとは何かを探究し、ビジネスやサービスにおける様々なアプリケーションの利便性の向上に貢献していく。
活動内容
- NUIデバイスの技術仕様や導入事例の調査
に基づき、
- 様々な業種におけるNUIの活用シーン
- これまでのユーザーインターフェースに不足しているもの
- より優れたインターフェースの在り方
- これから求められるであろう新しいインターフェース
- NUIによるユーザーエクスペリエンスの向上
を考察し、
- より直感的でより身近に使えるアプリケーションの開発
を行う。
活動計画
- 2013年9月〜2013年12月:
NUI技術及び事例の調査
外部講師を招いての勉強会 - 2014年1月〜2014年6月:
アプリケーションの試作 - 2014年7月〜2014年8月:
ユーザビリティ調査の実施
アプリケーション開発を通じて得られた知見の取りまとめ
活動成果
- NUIを活用するためのデザインアプローチ
- NUIを活用したアプリケーション
- NUIの活用によってもたらされるなにか
活動方法
- Face2Faceミーティングの開催
- SNS上での情報交換
- セミナー/ハンズオン形式勉強会の開催
体制 (敬称略)
- リーダー
- 岡村 和英(テクリエ)
- サブリーダー
- 桶作 篤司(PFUソフトウェア)