2012年4月16日
先端IT活用推進コンソーシアム 会員各位
関係者各位
先端IT活用推進コンソーシアム運営委員会
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4月20日(金)AITC Day 2012(第2回中間活動報告会)で
協働プロジェクト「Project LA (Leads to Action)」の概要を初公開
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拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、先日よりご案内しております 先端IT活用推進コンソーシアム(AITC)
第2回中間活動報告会「AITC Day 2012」につきまして改めてご案内致します。
AITC Day 2012では、各部会の活動状況と3名の研究者から先端ITに関わる
様々な課題についての招待講演を行います。
加えて、4月16日にプレス発表しました 社会に存在する様々な膨大なデータを
基に人々の日々の活動に結びつけるための実証システムを構築するプロジェクト
「Project LA (Leads to Action)」について初めてご説明いたします。
ぜひともごご参加の程、よろしくお願い致します。
なお、非会員の方にもご参加いただけます。今後入会/部会への参加をお考えの
際の参考にしていただけますようお願い申し上げます。
敬具
記
【AITC Day 2012(先端IT活用推進コンソーシアム 第2回中間活動報告会)】
日時:2012年4月20日(金)10:30〜18:00
場所:リコーITソリューションズ本社事業所 大会議室(BLUE OCEAN)
〒104-604 東京都中央区晴海1-8-10
晴海アイランド トリトンスクエア
オフィスタワーX 42階
http://www.jrits.co.jp/about/access/tokyo.html
エレベーターで42階に上がり、案内に従って大会議室にお入りください。
・電車:大江戸線勝どき駅 A2a・b出口より徒歩7分
有楽町線 / 大江戸線月島駅 10番出口より徒歩9分
・バス:晴海トリトンスクエア前 バス停下車 / 徒歩0分
都03 / 都05 数寄屋橋・銀座四丁目から / 約15分
都05 東京駅丸の内南口・有楽町駅前から / 約25分
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10:30-18:00 AITC Day 2012(第2回中間活動報告会)
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10:00 受付開始
10:30−10:45 オープニング
10:45−11:30
■ クラウド・テクノロジー研究部会 活動報告 ■
今期前半の主な調査・研究内容の成果について以下のご報告を致します。
・クラウド上の様々な情報にアクセスするために、SNSの共通APIである
OpenSocialを使った認証・認可
クラウド・テクノロジー研究部会メンバー
(株)イーグル 菅井 康之 氏
・異なるベンダーのクラウドを相互運用するための、LibCloudに代表される
インタークラウドを実現するためには
クラウド・テクノロジー研究部会メンバー
キヤノンソフト情報システム(株)上村 準也 氏
・Hbaseを使ったGPVデータを格納し表示するプロトタイプの改良
クラウド・テクノロジー研究部会メンバー
(株)テクリエ 岡村 和英 氏
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11:30−12:45 昼食休憩
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12:45−13:00
■ AITCについて ■
AITCの組織/体制のご説明、活動状況についてのご報告をいたします。
AITC 副会長
ドリームIT21 田原 春美 氏
13:00−13:45
■ ビジネスAR研究部会 招待講演 ■
AITC顧問
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授 稲見 昌彦 氏
http://www.kmd.keio.ac.jp/jp/people/inami.php
【ARはどう「世界」を変えるか】
ARとは、人間の「現実感」を設計するための技術です。機械や建築物などの
人工物を設計する上での基本は物理法則であり、物理法則に反してモノを作る
ことはできません。同様に情報世界を構築する上では数理科学が基本法則と
なります。それではAR機器を設計する上での基本原理は何でしょうか?
実は「物理」、「数理」だけでなく、「生理」についても深く理解する必要が
あります。人間は、感覚器(五感)を通し、大脳による情報処理を経て世界を
理解し、筋肉を通して世界に働きかけます。
本講演では、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚と呼ばれる五感をはじめとする
感覚・知覚、および筋肉による運動という人間の入出力機能の拡張を目指した
研究を紹介し、その将来を展望します。
13:45−14:30
■ ビジネスAR研究部会 活動報告 ■
【ビジネスAR部会からみるAR産業】
昨今のスマートフォンの台頭に始まるPC以外の情報機器の進出は目覚ましく、
またウェアラブルデバイスも徐々に新たな展開を見せつつあります。
これらにおいてはさらに著しいAR利用によって、従来では得られなかった体験
を得られるようになってきました。これは新たな情報社会のインタフェース と
なると言えます。
ビジネスAR研究部会では、このような背景からAR産業が立ち上がっていく
という観点から、これからの情報社会にとって必要な ARに関するさまざまな
検討を進めています。今回はこれら検討のビジョンと現状などを報告します。
ビジネスAR研究部会リーダー
個人会員 高木 英一 氏
ビジネスAR研究部会メンバー
NECソフト(株) 森下 幸司 氏
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14:30−14:40 休憩
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14:40−15:00
■ ユーザーエクスペリエンス技術部会および ■
■ ネットデバイス アプリケーション部会 活動報告 ■
ユーザーエクスペリエンス技術部会とネットデバイスアプリケーション部会が
発足して5ヶ月が経過しました。これまでの活動を振り返ると共に、今後の活動
計画についてご紹介させて頂きます。
ユーザーエクスペリエンス技術部会リーダー
PFUソフトウェア(株) 松山 憲和 氏
15:00−15:45
■ ユーザーエクスペリエンス技術部会および ■
■ ネットデバイス アプリケーション部会 招待講演 ■
千葉工業大学 工学部デザイン科学科 准教授 安藤 昌也 氏
http://andoken.blogspot.jp/p/about-us.html
【ユーザーエクスペリエンス
〜それは何か・どう捉え・どう開発につなげるのか?】
昨今、ユーザーエクスペリエンス(UX:ユーザー体験)という言葉をよく耳に
します。しかし、UXが指す意味は多様で、言葉を使う人によって異なった意味で
用いられているのが現状です。開発の現場でも、十分な理解がないまま開発目標
になっていることさえあります。
本講演では、ユーザーエクスペリエンスの捉え方について解説し、理解を
深めるとともに、今後いかに開発に結び付けていけばよいのか、そのポイントに
ついて議論します。
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15:45−16:00 休憩
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16:00−16:45
■ コンテキスト・コンピューティング研究部会および ■
■ 協働プロジェクト 招待講演 ■
AITC顧問
産業技術総合研究所 知能システム研究部門
上席研究員・社会知能研究グループ長 橋田 浩一 氏
http://www.sitr.jp/index/scholar
【パーソナルクラウドによる個人データの共有と活用
:虫の目、鳥の目、魚の目を結ぶプラットフォーム】
個人データの扱いにまつわる諸問題は、個人データを他人が持つことに起因
します。したがって、個人データをすべて本人が蓄積・保管し、自分の意思で
他者に開示することによってサービスを受けることが簡単にできれば、それらの
問題は解消します。
そして実際に、個人データの本人による管理を実効的に可能にするプラット
フォームはパーソナルクラウドとスマートフォン等によって構築可能でしょう。
これにより、個人データ(虫の目)を、社会的に集約して分析し(鳥の目)、
状況に対応すること(魚の目)がより自由かつ安全にできるようになると期待
されます。
産業総合研究所で構想し実現に取り組むこのプラットフォームとプラット
フォームを介して連携するSNS等のサービスについて述べます。
16:45−17:30
■ コンテキスト・コンピューティング研究部会 活動報告 ■
【人だけでもなく、機械だけでもなく、関心事の内容指向で
-- コンテキスト・コンピューティングが実現する未来:基本設計編 --】
コンテキスト・コンピューティングのコンセプトモデルを研究部会の活動成果
として報告します。
ここでは、検索エンジンを代表とする機械中心でもなく、SNS等を代表とする
人中心でもなく、関心事の意味内容を中心としたアプローチの詳細を述べます。
具体的には、クラウド環境・スマホ環境を前提としたポスト・セマンティック
Webとして、人々の関心事をコンテンツの単位とし、参加者の関心事への
チェックイン・チェックアウトにより、社会的な共有コンテンツが意味的に
組織化・構造化されるパラダイムを発表します。
コンテキスト・コンピューティング研究部会サブリーダー
産業技術総合研究所 和泉 憲明 氏
17:30−18:00
■ 協働プロジェクト 開始にあったてのご紹介 ■
AITCで活動中の5部会が集結し、それぞれの分野の先端ITを連携させ、実証
システムの構築をめざす“Project LA(Lead to Action)”がいよいよ始まり
ます。テーマは「情報を知識化し、行動を促す」です。
“ビッグデータ”を処理、分析するだけでなく、一人ひとりに適した情報に
“個人化”し、自分の行動に役立てる個別の知識に構成することをめざします。
皆様にAITC活動の重点施策でもある協働プロジェクトのシステム構築にご参加
いただきたく、協働プロジェクトで実現をめざすシステムの目的、システムの
概要と実現例、そしてスケジュール等についてご説明します。
協働プロジェクトリーダー
日本ユニシス(株) 牧野 友紀 氏
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18:30- 懇親会
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情報交換、交流の場としてご活用ください。
※懇親会の参加費は、AITC Day 2012の参加費とは別途となります。
会場受付にて、懇親会参加費<2,000円>をお支払ください。
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【お申し込み】
[参加費]
先端IT活用推進コンソーシアムの
会員会社社員、学術会員、個人会員、特別会員、プレス = 無 料
(会員確認は http://aitc.jp/consortium/members.html でお願いいたします)
非会員会社社員 = 3,000円
(当日受付にて領収書を発行いたします。釣銭の無いようお願いいたします)
(入会状況については、こちらでご確認いただけます。
⇒ http://aitc.jp/consortium/members.html )
[お申し込み方法]
以下の点線内をご記入の上、メールにてお申し込み下さい。
なお、お手数ですが 参加される方ごと にお送りください。
送付先 : 先端IT活用推進コンソーシアム事務局
送付先e-mail: event@aitc.jp
件名 : AITC Day 2012 参加申込
メール本文 :
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区分:会員会社|非会員会社|学術会員|個人会員|特別会員|プレス|
(※上記のどれか1つを残してください。)
会社名(学校名):
所属部署(専攻):
役職 (学年):
氏 名:
TEL :
e-mail:
懇親会 :参加する|参加しない(どれか1つを残してください)
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[お申し込み期限]
2012年4月18日(水) 17時
※内容を含むスケジュールは変更される可能性があります。
最新情報をホームページでお確かめの上、ご来場ください。
http://aitc.jp/
※会場定員になり次第、受付を終了いたします。お早めにお申込みください。
満席により参加いただけない場合は、ご連絡いたします。
※出席票 等は発行しておりません。
申込確認をされたい場合や、ご都合により欠席される場合は、staff@aitc.jp へ
ご一報ください。
※お申し込みの際ご入力頂きました個人情報や当日受付でいただく名刺 等は、
本会の運営および、AITCからのご案内のみに利用し、他の目的での利用
および外部へ開示、提供することはございません。
なお、ご提供いただいた個人情報の本人への開示、訂正、削除をご希望される
場合は、氏名、会社名、電子メールアドレスをご記入の上、staff@aitc.jp へ
ご連絡ください。